家族葬とは?費用相場・流れ・選び方【葬祭ディレクター1級 監修】

監修:相葉 / 葬祭ディレクター技能審査 1級 葬祭業界歴20年 / プロフィールを見る
葬儀形式ガイド

家族葬とは?
費用相場・流れ・
選び方を徹底解説

家族葬は現在最も選ばれている葬儀形式のひとつです。費用の目安・何が含まれるか・一般葬・一日葬との違いを、元葬儀ディレクターが本音で解説します。

家族葬とは何か

相葉より:「家族葬」という言葉に法律上の定義はありません。一般的には参列者を家族・親族・親しい友人など少人数に絞った葬儀を指します。現場では5〜30名規模が最も多いです。

通夜・告別式どちらも行う場合と、告別式のみ(一日葬)にする場合があります。「家族葬=安い」と思われがちですが、参列人数が増えると費用は一般葬に近づきます。

✅ 家族葬が向いている方
  • 参列者を絞ってゆっくり見送りたい
  • 費用を抑えつつ式の形は残したい
  • 高齢参列者の負担を減らしたい
  • 故人が派手な式を望まなかった
⚠ 注意が必要なケース
  • 会社・町内会など広い交流がある
  • 後日弔問が多数来る可能性がある
  • 宗派・慣習で規模が決まっている
  • 香典で費用を賄う必要がある

家族葬の費用相場(2025年版)

最小規模(〜10名)
44.8万円〜
税込目安
標準規模(10〜20名)
58〜75万円
税込目安
大きめ規模(20〜30名)
78万円〜
税込目安
※ 上記は基本プラン+標準的な返礼品・料理・火葬料込みの総額目安です。宗教者へのお礼・安置延長・式場グレードにより変動します。

費用の内訳と追加が出やすい項目

項目含まれる場合別途になりやすい場合相葉のひと言
棺・祭壇・遺影基本プランに含むグレードアップで加算祭壇はランクで大きく変わる
搬送・安置近距離は含む場合多遠距離・長期安置は別途安置日数は要確認
火葬料ほぼ別途ほぼ別途(市区町村差大)東京都内は特に高額
料理・返礼品セット商品あり人数変動で都度加算人数確定後の見直しが重要
宗教者へのお礼別途(御布施等)別途宗派・寺との関係で異なる
供花・供物最小限は含む場合も追加分は別途親族からの供花は別途が多い
相葉より:見積書で「基本料金〇〇万円」と書かれていても、火葬料・料理・返礼品・宗教者へのお礼が含まれていないケースが非常に多いです。必ず「これで全部ですか?」と確認してください。

家族葬の流れ(通夜あり・2日間の場合)

1
ご逝去・搬送(0〜数時間)病院・施設から葬儀社へ連絡。搬送先(安置場所)を決め、遺体を移送します。深夜・早朝でも対応可能な葬儀社に連絡を。
2
安置・打ち合わせ(〜1日目)宗教・人数・予算・式場・日程を決定。見積書を必ず書面でもらい、別途費用の確認を徹底します。
3
通夜(1日目夕方)家族・親族のみで行います。通夜振る舞いの有無も事前に確認。人数に応じた料理の手配を忘れずに。
4
告別式・出棺(2日目午前)式の進行は葬儀社スタッフがサポート。喪主の挨拶は短くても構いません。返礼品の渡し方も確認を。
5
火葬・収骨(2日目)火葬場での待ち時間(約1〜2時間)に精算書の確認を。収骨後は初七日法要をその場で行うケースも増えています。

家族葬・一日葬・火葬式・一般葬の違い

比較項目家族葬一日葬火葬式一般葬
費用目安44.8万〜29.8万〜9.8万〜69.8万〜
参列人数5〜30名5〜20名1〜10名30名以上
通夜あり(省略も可)なしなしあり
告別式ありありなしあり
日数2日(1日も可)1日半日〜1日2日
向いている方少人数で丁寧に時間・負担を抑えたい費用最小化幅広く参列受け入れ

家族葬のよくある質問

明確なルールはありませんが、配偶者・子・孫・兄弟姉妹など二親等以内が基本です。故人と特に親しかった友人・同僚も含めるケースもあります。呼ばなかった方への事後連絡(死亡通知)は式後1〜2週間以内に行うのが礼儀とされています。(葬祭ディレクター1級 相葉 監修)
「家族のみで行います」とお伝えすれば多くの場合は理解していただけます。ただし、会社関係・地域のお付き合いが深い場合は後日対応(お別れの会・香典返し等)を丁寧に行うことが大切です。(葬祭ディレクター1級 相葉 監修)
受け取る・辞退する、どちらでも構いません。ただし「辞退する」場合は案内文に明記しておかないと、参列者が気を使います。香典を辞退する代わりに供花・供物を受け付けるケースもあります。(葬祭ディレクター1級 相葉 監修)
参列人数が少なければ料理・返礼品・式場規模が小さくなるため、一般葬より安くなります。ただし基本プランの内容は変わらないため、「家族葬だから極端に安い」とは限りません。見積書の内訳を一般葬と並べて比較することをおすすめします。(葬祭ディレクター1級 相葉 監修)

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